オーハシテクニカは今年73期目となる新たな事業年度をスタートしました。
自動車業界は今、100年に一度と言われる技術革新の真っ只中にありますが、長らく自動車メーカーの生産回復の足枷となっていた半導体の供給不足から漸く脱し、日系自動車メーカーのグローバルでの生産台数はコロナ禍前の水準に戻りつつあります。一方、材料価格やエネルギー費用の高止まり、世界的な人手不足に伴う人材関連費用の増加といった新たな課題にも直面しております。
こうしたなか当社は新たな時代への飛躍を遂げるため、2022年度を初年度とする4年間の中期経営計画「Mission2025」に取り組んでおります。同計画はグループの四つの基本機能である開発機能、製造機能、調達機能、グローバル機能を一層強化することにより「経済的価値の追求」を図ると共に、環境、社会、企業統治に対するESG経営を推し進めることにより「社会的価値の創造」を両立させることを基本方針としております。その実現の推進力となるのは、創業70周年を機に制定いたしました「ミッション・ステートメント」であります。
もっといい車をつくろうとしている人に
もっといい部品をお届けします
車づくりに欠かせない会社を目指して
当社グループの全役職員は、常にこのミッション・ステートメントを胸にお取引先様のより良き車づくりに貢献し、“無くてはならないサプライヤー”になることを目指してまいります。
今後とも当社の事業活動に格別のご支援、ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
株式会社オーハシテクニカ
代表取締役社長 柴崎 衛